老後ビジネス

私には目標があります。
それは、人生終盤の「虚しさ」「寂しさ」そして「退屈」に対抗する手立てを確立することです。
まぁ平たく言えば「生き甲斐づくり」ってやつですかね。
でも、やっぱりそんなにライトなものでもないかな、とも思えます。
なぜならば、単に「生き甲斐」って、趣味とか自治会活動とかボランティア活動とか・・・そんなのを思い浮かべますよね。私、正直そんなものに興味ないんです。
特に自治会活動だのボランティア活動だのはまっぴらですね。長いこと福祉やってきて、なんでまたボランティアやねん、って思ってしまいます。とは言えまったく真逆でもないかな。

ひとつのきっかけは、数年前に言われていた「老後資金2千万円問題」ですね。これって、どんくさいテレビマスコミとかに随分批判されていましたけど、実際問題かなり切実なものです。
そりゃあ、完全逃げ切り世代である「団塊世代じいさん・ばあさん」にとっては完全に他人事で、バブル世代まではギリ逃げ切れるかもしれませんが、それにしても現役世代に多大な負荷を負わしてのことですよね。
でも私は、そういう存在の高齢者にはなりたくないんです。多分60代の間はそれなりに元気(大病するかもしれませんが)だと思っているので、お荷物世代にはなりたくない(とはいえかなりの確率でお荷物世代と呼称されるのですが)のです。
だから年金受給はできるだけ後ろ倒ししたいし、自分自身で稼ぐ力を保っておきたいのです。

そのためには今から何らかの種を蒔いておくしかありません。

ビジネスなのか投資なのか

お金を稼ごうと思ったら、結局のところ雇われるか、ビジネスを興すか、投資するかしかありませんよね。
積み立て投資としては既に積立NISAiDeCoをしていますが、まぁ細々としたものです。株式投資なんかも考えられますが、子どもの学費やら離婚やらでキャッシュが出て行ってしまっている今、なにより原資が少なくパワーがありません。

利点として考えられるのは、ほぼひとり状態で扶養する人間がいないため、一定のリスク許容度があることと、サラリーマンとしての収入が見込めること、もうひとつはあえて挙げるなら、長期にわたる継続勤務のおかげで、まぁ普通程度の年収があるのでそこそこ「借金力」があることです。要するに無担保で一定のお金を調達できることですね。

であるなら何をすべきかな、というところです。
今のところ、蒔いておきたい種としては、以前にも少し書きましたが、「古家リノベ投資」です。

既にいくつかの話を進めつつあるのですが、社会貢献的なやりがいとしても、直近の副収入的にも、定年後の収入源的にも、老後の退屈しのぎとしても最適かなと考えています。
これに関しては、不動産投資の要素もあります。
ビジネスであり投資でもあるので、当然ながらリスクがあります。また一定額の初期投資が必要ですし、うまく客付けができなければ回収が順調に進まないこともあり得ます。

既に入居者がいる古家リノベシェアハウスを借りる話もきていますが、果たしてどうしたものか考えているところです。
今後どのように判断するかは未定ですが、なんだかワクワクしてきますよね。

何より、今後の人生、いわゆる高齢者になった時も「ワシの人権」やら「若いころはたくさん納税したんだ~」みたいなた御託を述べ続けるような、みっともないじじぃにはなりたくないですからね。
可能な限り、その時の現役世代の負担にならないように、経済的にも精神的にも自立した「孤高のじじぃ」みたいな存在になることが理想です。

今後もプロセス報告をしていこうと思っていますので、充実した50代、60代、70代を送るためにいろいろと考えている方たちと情報交換できれば良いですね。

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