ビールと絵本

お酒

せめてビールで

酷暑が続いたと思ったら今度は大雨ですね・・・
まだまだ、外食や外飲みのできない日々は続いてしまいそうです。
これ、正直なところキツイですねぇ。
定期的にお気に入りのショットバーでちびちび飲むことを人生の楽しみにしている私にとって、ここまで続くと拷問レベルの我慢ゲームです。
仕方がないので、缶ビール(発泡酒)とかレモンサワーとかを買ってきて、部屋を暗くして飲む毎日です。
いつになったら落ち着いて外で飲むことができるようになるのでしょうか・・・それとももうそんな日は来ないのか!?
テレビを見ない私は、オリンピックの結果もそれほど詳しくなく、仕事で発生する日々のトラブルや何やらを頭の中からフェイドアウトさせるために夜の時間を過ごしています。

お盆の時期になりましたので、実家に帰りお墓参りに行こうと思っているのですが、今の時期に独居老人が住まう実家に戻ることもどうしようかと悩みます。
まぁ、既にワクチンを優先接種してもらってるから大丈夫か。
今のところ何とか安定して独居生活してくれてますが、80歳になるといつ何時体調に異変が起こるか分かりません。
核家族の最終形態、ひとり暮らし老人を持つ離れて暮らす子どもの気持ちを実感してます。
これも、ミドルエイジ(中年)あるあるですよね。同じような思いをしている人たちも多いのではないでしょうか。
ビール(発泡酒)を飲んでいても、そんなこんなが頭を巡り、それこそ本当の意味でのリラックスや「無」の境地には程遠い時間を過ごしてしまいます。
心身を真にリラックスさせたり、心の重荷を取り除いたり、そんなことすら考えず頭の中や心に(同じか・・・)何のわだかまりや重荷の様なものがない状態って一体どんなだったっけ、と思ってしまいます。
思えば、ずいぶん長い間そんな心境になっていないことを思い出します。

どろんこハリー

もしかしたら人生の目的って結局は、そんな境地に到達することに違いない!って思えます。まぁ、本当にそうなんでしょうが。
まだ、娘が小さかったころ、毎晩絵本の読み聞かせをしてました。
その中に、「どろんこハリー」って絵本があって、これがすごくお気に入りでした。私自身も好きでした。



ハリーって言う幸せな家族に飼われている犬が、お気に入りのボロボロの布を離さずにいつもくるまってるって感じでしたかね。
あっちこっちで遊びまわってドロドロに汚れて家に帰ってきても家族が暖かく迎えてくれ、お風呂で体をキレイしてくれて、疲れてお気に入りのボロボロの布にくるまって寝る。
その絵柄がとても幸せそうだったのと、何よりも「それ分かる~」というか「その時間と環境、精神状態をいつかもう一度味わいたい!」という気持ちで読み聞かせていました。
でも、未だにその気分を味わえていないと思っています。
どうすれば、ハリーのような本当の意味での幸せな時間を過ごせるのでしょうか。大人にはもう訪れないのでしょうか、とすら思ってしまいました。

でも、私は諦めていません。いつか、ハリーのような心穏やかな、安らぎの心持ちでお気に入りの布団にくるまって本当に安らかに眠りに落ちることができるような、そんな時間を過ごせるように頑張ります!
って、頑張ってる段階で、もうダメやん・・・

いやいや、残りに人生で実現して見せますよ!

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