自然と田舎

生き方

私は自然が大好きです。
時々行く、ひとり釣りや登山が心休まる貴重な時間となっています。
どちらもあまり結果をがっつり求めず、ゆるゆるとマイペースでやるのが良いのです。
やっぱり山や海、川の風景は良いですね。そこまで気分的な余裕がなかったのでまだ実現していませんが、お気に入りのおんぼろジムニーでひとりキャンプをするのが目標です。
とはいえ、都会のお洒落な店や夜の飲み屋街なんかもやっぱり好きなのですが、今はなかなか行けませんしね・・・

将来的には、やっぱり今よりも自然の多い土地に住みたいと考えています。
今は勤め人ですが、それ以外は何と言っても身軽な独り者ですからね。

ただ、ここで問題があるのです。
私は自然豊かな土地で住みたいと思っているのですが、いわゆる田舎暮らしはちょっと・・・
田舎の自然はいいんですよ、でも、田舎特有の「密な地域住民同士のつながり」に抵抗があるのです。
ここでもやっぱり、ミドルエイジ(中年)以降の問題が出てくると思っているのです。

よそ者確定

今、地方では人口減少が半端でないスピードで進んでおり、廃村寸前の村落がたくさんあるそうです。
それで、結構あちことで若者を定住させようと、田舎暮らしやらIターンやら、いろいろなプランを提供しているみたいです。
でも、これってやっぱり若者なんですよね、対象が。この場合の若者の定義は置いておくとして、少なくとも50代や60代は想定されていないでしょう。

ですから、我々世代が定年後に田舎で暮らそうと思っても、結構高めのハードルがあるわけです。
それを無理やり移住したとしても、結局はよそ者確定で、イメージ通りの田舎暮らしなんかできないと思うのです。もちろん、本気で溶け込む努力をしてうまくいく方もいるかもしれませんが。

では田舎以外で自然がいっぱいのところってどこにあるのでしょう・・・都市近郊にもそれなりに自然があるところはあるとは思いますがね。やっぱり難しい・・・

それとも自然がいっぱいのところに「住む」ってことは諦めた方がいいのでしょうか。
住まいという幻想を捨て、時々自然を満喫しに「旅行」とか「短期滞在」みたいなスタイルの方が安心なのかもしれません。

でもそれでは地方の崩壊は避けられませんし、いったいどうしたら良いのでしょうか。
ミドルエイジ(中年)以降の住まいについても、これから考え続けていきたいと思います。

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