シュタインズ・ゲート感想

アニメ

何度か言っていますが私は昔からアニメが大好きです。語りたいアニメは多々あれど、キリがないのでどうしようかな・・・などと思ってます。

そんな中、しばらく前に弟から勧められた「シュタインズ・ゲート」というアニメをNetflixで見たのです。
実は前から知っていたのですが、ちょっと気が進まなくて見ていなかったんです。
で、感想はといえば、一言でいえば最高!でした。

ジャンルでいえばタイムリープとかタイムパラドックス系のSFだと思います。ただ、それに結構な中二病要素を入れてくるんです。主人公は完全に中二病で「未来ガジェット研究所」っていう主人公が組織する怪しげなサークル的な組織も何だか笑えます。
はじめからしばらくは、その主人公のトンデモキャラぶりにちょっと引くというか何というか、もしかしたら前半で見るのをやめてしまう人もいるかもしれません。

でもそれが、後半からグッと面白くなるんです。主人公も変人なようで実はとても仲間思いで正義感が強く、それどころか世界の破滅を食い止めるため、必死で戦い続けるんです。

スケールが大きくシリアス

「え?世界を救う?」なんて思ったでしょう。そうなんです、未来ガジェット研究所で主人公たちが発明したものをきっかけにして世界が狂い始めるんです。つまり、タイムマシン的なもので世界線が分岐しだして、今のままの世界線では超大国同士による、タイムマシン技術の奪い合いが起こります。それをきっかけにして第3次世界大戦が起こり、世界が破滅状態になることが分かってしまいます。
また、いきなり研究所に正体不明の集団が襲ってきて、サークルメンバー(ラボメン)でヒロインの一人を射殺してしまいます。主人公はどうにかして食い止めようと何度もタイムリープを試みますが、何度防ごうとしても結果を変えることができません。
またラボメンでもう一人のヒロインである若き天才科学者の論文をきっかけにして発生する悲惨な未来に驚愕した主人上たちは、必死でそれを食い止めようとします。

ヒロインが殺されず、また世界大戦も発生しない世界線「シュタインズ・ゲート世界線」を探すために全力を尽くすのです。
そのあたりの主人公の必死さは涙が出てくるほどです。
文章で書くとキリがないほど、ストーリーが入り組んできて、最終的に主人公は究極の選択を迫られます。

第1話からガッツリ伏線、最終話でしっかり回収

正直この作品、一度や二度見ただけでは完全に理解する事が難しいと思います。第1話の冒頭に起こったことの意味がはっきりするのはだいぶ終盤だったりするんです。
何度か見返して、すべてがつながるともう感動です!
BGMや挿入歌も最高で、すべてがつながった瞬間、本当に涙が出てきます。

しかも、続編「シュタインズ・ゲートゼロ」も絶対に見なければなりません。なぜなら、ゼロを見ないと本当の意味でのストーリーとならないからです。
続編は、主人公が究極の選択をした後のひとつの世界線からスタートするのですが、その世界線は結局、第3次世界大戦につながる世界線でした。続編のストーリーが進むにつれて、本編とのつながりがさらに描かれ、本当の意味での救いの世界線「シュタインズ・ゲート世界線」への道が描かれるのです。

何度も言うようですが、いやほんとに最高でした!
どう頑張っても私の文章では伝わりきらないと思いますので、是非とも見ていただければと思います。

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