心穏やかな50代、ほぼひとり暮らし②

前回、いろいろなモノや関係性を手放したり、距離を取ったりすることを書きました。
多分私の世代より上の世代が最もいろいろなものを所有している世代だと思います。最近はミニマリストやシェアリングという言葉というか存在が象徴的ですが、必要最低限のものだけを所有して暮らすスタイルや、所有せず複数で共有しながら使うスタイルが随分一般的に知られてきています。

私は基本的にこの生活スタイルを支持していますし、自分でもある程度実践しています。やりこみ系ではないですが。
私はサラリーマンで管理職をしていますが、2年前から年賀状をやめました。ローンを払い終えた家を妻にあげました。その妻とももうすぐ別れるでしょう。
服は仕事着プラスアルファ程度で洋服ダンスみたいな大きい家具はありません。テレビはありますが、ほぼつけることがありません。

私のようなミドルエイジの一人ものは、このスタイルがひとつの回答だと思っています。もちろんライフスタイルはひとそれぞれで押し付けるつもりはありません。

不安に駆られて

人があんなにもたくさんのモノやお金、人間関係を増やそうとしたり、また保とうとしたりするのは、多分不安なのだからでしょう。
でも、それって結局、どれほどのものを所有すれば安心できるのでしょうか。お金はいくらあれば安心するのでしょうか。人間関係は何人とつながっていれば安心なのでしょうか。
きりがないでしょうに。

だから最近のミニマリストやシェアリングエコノミーを利用して、自らが「所有」することにそれほど興味を持たないライフスタイルが、現代の生き方として、正解に近い答えだと私は思っています。

特にミドルエイジ。今後の幸せで充実した時間を過ごすために、大量の所有物と、もはやしがらみに近い複雑な人間関係、冷めきった夫婦関係(もちろんそうとは限りませんが)お金のかかる趣味、これらを抱えたままでは、必ず何らかのしんどさが来ると思います。

料理を楽しみ、粗食を楽しみ、独りの時間を楽しめるように、できるだけ早くに備えていきながら生活する。
私は着実に実践していこうと思います!

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