家って・・・?

「家」、ファミリーではなく、あくまで物理的な住まいについて、なんとなく思うところがあります。

人間が生きていくためには「衣食住」が必要です。中でも住まいは生活の最も基本的な部分であるのは理解できます。
実際、私も20代で中古住宅を購入し、40ちょいでローンを完済、離婚に際し手放したので今は賃貸です。購入当時は中古住宅とはいえ3000万弱しましたし、金利も3%以上だったと記憶しています。
いまではあり得ないですよね・・・

で、家について、家も「用」のモノとしてだけでなく「不用」いわゆる趣味の要素もありますよね。立派な家、豪華な家、立地が良い家、要素は様々だと思うのですが、つまるところ、誰にとってその要素が重要なのかです。
私は高校時代にワンゲル部(登山部みたいなもの)で、週末ごとにあちこちの山に行き、テント泊してました。そりゃあ快適とは言えませんが、結構ぐっすり眠れるものです。大学時代は一人暮らしで、お風呂なしの共同キッチン・トイレの下宿(死後ですか)みたいなところに住んでいましたが、居心地は悪くなかったです。
でもって、今はそうでもありませんが私はあまり家でじっとしてられないので、どうしても外出頻度が多く、平日は基本的に仕事なので、大半の時間を職場で過ごします。結局、家は夕食・お風呂・寝る、が主な過ごし方でした。まぁ、今もそうですが。

であるならば、果たしてそこにどれほどのお金をかける必要があるのだろうと考えます。先にも書きましたが、無論家にはいろんな要素があるので、今の私の気持ちと考えでしかありませんがね。

趣味にしては高すぎる

現在、基本的にミニマリスト的な生活をしている私にとって、家の価格って高すぎると思うのです。不動産投資や事業として考える場合はまったく違いますよ。
あくまで居住用として考えた場合です。

やっぱり持ち家って、お金がかかるばかりでまったく利益を生んでくれませんもん。もちろんお金以外の価値がある!というご意見があるのは理解しています。
ただね、だとすれば差が激しすぎると思うのです。その差というのは、もともと親等から家を建ててもらったり相続したりした人たちと、自分でほぼ半生かけてローンを払い続けて、払い終わる頃には古家になってしまう人たちの差です。
日本の家は建ててから大体20年くらいで建物価値がゼロになってしまうらしいので、30年とか35年ローンっていったい何なんって思ってしまいます。
せっかく幸せな家庭生活を夢見て持ち家を手に入れたのに、ローンの返済に苦しめられ、この不景気の中最悪はローン破産のリスクを抱え、しかも余程の一等地でなければ不動産価値も下がり続けるというおまけつき。
いかに趣味やこだわりの要素があるにしても、やっぱり高額すぎますよ。

今、私は住むという基本機能を備え、そこそこ賃料が安く、ほどほど便利な築年数は古いけどきっちりとリノベしている物件で快適に暮らしています。

どうやら私には、こういう身軽な生活が合っているようです。

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