般若心経 その壱

考える日々

私、基本的には無宗教ですが、人生50年ともなりますと、いろいろ考えますね、やはり。仕事面はともかくとして家庭はいろいろありましたから・・・

無論悪いことばかりではなく、楽しいこともたくさんありました。学校を卒業して就職し、結婚して家を買い、子どもが生まれ育て、就職まで。いやはや忙しくも大変な日々でした。とは言え、もっとも悩み大変に感じていたことはこの中にはありません。今、ほぼひとり暮らしとなって日々を過ごしておりますと、いろいろ考えます。それも毎日。まだ̪死が近づいてることは実感できないのですが、今後の人生の大事なテーマですよね。

他にも、長く福祉の仕事をしているので、病気や障がい、高齢に伴う諸問題で長期間に渡り苦しんでいる人をたくさん見てきました。中でも、お互い80歳を超えながらいがみ合っている夫婦や90代の親と60代の息子の金銭トラブル、他にもいわゆるゴミ屋敷状態の家の中で一人亡くなっている場面など、特別ではない日常の業務の中で何度も見てきました。

でもって、人生って・・・ 家族って・・・ 夫婦って・・・ 親子って・・・ 何なのダロウ。など特に最近考えるわけです。
「その歳であたりまえだろが!」と突っ込まれる声も聞こえてくるような気がするのですが、そこはご容赦ください。

やはり仏教

で、やはり人生って、生きて、苦しんで、老いて、死ぬ・・・となればやはり「仏教」ですよね。で、何か面白そうな仏教解説本はあるかな、などと考えながら本屋さんに行ってみました。私は今でもリアル紙書籍が好き(もちろんreaderでも読んでます。文字サイズを調整できるので老眼の強いミカタ)なので、ちょいちょい本屋さんを覗くのですが、面白そうな本を見つけたので買って読んでみました。それが仏教とは何の関係もなく、『DEATH「死」とは何か イエール大学で23年連続の人気講義』という本で、アメリカ、イエール大学教授 シェリー・ケーガンという人の本です。宗教から離れた視点で「死」について考察していたので、とても面白かったです。

でも、やはり何か仏教関係の本はないかと探していたところ、以前に少し話題になっていた、京丹後市の法話の寺「遍照寺」のご住職、太田真照氏の「爆笑 般若心経」「続 爆笑 般若心経」が家にあったのを思い出して探してみたところ、見つけました!これは、実家でひとり暮らし高齢者となっている母から進められて、持って帰り、一度読んではいたのですが内容はすっかり忘れていました。これを読んだのですが、なんとも面白く改めて興味深かったですね。

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