親ガチャと上司ガチャ

家族

最近、若い世代で「親ガチャ」「上司ガチャ」って言葉があるそうです。

以前に「徳を積みたい」という記事で書きましたが、人生はどうしても「運」の要素に強く左右されます。

だからこそ、安定した両親のもとに生まれ、経済的な不安もなく、健康である人たちは、ほんの少しだけの事でも生まれながらに不運に見舞われた人たちに対して何かできることを、みたいな内容を書きました。

そこで最近よく聞く「親ガチャ」などなどです。
これって、ちょっとドキッとするんですよね。

なぜならば、自分が人の親であり、組織では上司であるからです。
私、夫婦関係では失敗してるので「親ガチャ」要素としては多分ダメなんだと思います。子どもにいらぬ不安を与えたことでしょう。

「上司ガチャ」はどうでしょう。正直わかりません。

難しいですよね。自分ではその時々一生懸命やってきたつもりでも、結果として上手くいかないことがあります。しかも、今にして思い返せば、やはりまずかったなと思うことありです。

所詮はただの人間

親だ上司だって言ったところで、所詮はただの人間に過ぎません。
子どもや若者にとっては年齢や立場が上の存在かもしれませんが、大人なんてたかだか子どもが大きくなったものに過ぎませんし、親なんて男女がセックスすりゃなれちゃいますし、上司なんて特定の組織のただの役割に過ぎません。

詰まるところ大した存在ではないのです。

よって、「ヤバい!」と感じたら逃げるのが最良の策です。
人なんてものはそう簡単に変わりませんし、他者が変えられるものでもありません。
これは、私自身が実証実験済みです。
ヤバい親からも迷わず逃げましょう!逃げられるまでの力を蓄えねばなりませんが。

問題は、逃げるに逃げられない立場の子どもです。こればかりは周囲が助けるしかありませんが、この国はどうも親の立場が強く、いろいろな悲惨な出来事が起こってしまいます。
これは本当に悲しいことです。

会社の上司ってのは楽勝です。今はパワハラってのが浸透してきてますし、暴力・暴言ならばそれこそ事件にできますし。
巧妙なブラック企業というのもあるでしょうから、結局は自分の体力・精神力から判断して、あまり迷わずできるだけ早く逃げ出すべきでしょう。

とにかく大事なことは逃げることだと思います。
ただ、逃げ出すために結構大事なことは、自らが身軽であることだと思います。
家族や住宅ローン、そういうものにがんじがらめにされている状態では逃げるに逃げられません。

ですから「親ガチャ」「上司ガチャ」とか言っていられる間に、逃げる技術と経験を積んでおくべきです。
放っておくと逃げるに逃げられなくなりますからね。

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