一歩前へ

生き方

生きていれば、日々色々なことが起こります。
私も50年以上この世にいますので、仕事上でもプライベートでも数々の揉め事やトラブルに遭遇してきました。
その中で気付きを得たキーワードは、標題の「一歩前へ!」です。

つまり、揉め事やトラブルが自らの身に避けがたい状態で発生した場合、どう対処するかということです。
結論から言うと、及び腰になったり背中を向けて逃げ出した場合、最悪死ぬってことです。ですから、むしろ前へ!です。

これは、結構有りがちだと思うのですが、つい自分が我慢すれば、とか自分さえ黙ってればとか、今をしのげばいつかは良くなる的な発想ってしがちですよね。

しかし、私が経験してきた中ではその手法はその時はしのげても、結局は後ほど圧倒的に事態が悪化することがほとんどだった様に思います。

怖いからこそ

でも、そうなりがちなのは分かります。そりゃあ怖いですもの。
他人、要するにこの世に人間ほど怖いものはありません。人間に比べたら災害が与える被害なんて多分微々たるものです。
他人とのトラブルほど怖いものはありません。
だからつい、みんな腰が引けてしまうんです。

そのための対処法は、冒頭にも書きましたが「怖いときこそ前に進む」です。
私は仕事柄、多くのクレーマー達の対処をやってきましたが、いろいろな方法で脅してきます。怒鳴る人、暴力をチラつかせる人、裁判やらを匂わす人、上を出せ!みたいなことを言う人… ホントいろいろです。

仕事以外でも同じです。

結局、揉め事やトラブルって、この世の人間社会の出来事である限り、避けようがありません。
例えば怒鳴る人や暴力をチラつかせる人には、あえてコチラの顔面を相手に寄せる。仮に殴ってきたら、こっちの勝ちです。
睨んでくる人間には、絶対に目をそらさずにじっと目を見続ける。もはや、にらめっこしてるつもりにでもなれば良しです。
つまり、相手の嫌がることをひたすら続けるのです。まぁ、福祉の逆ですね。

ただ、誤解してはいけないのは、ブラック企業や毒親、虐待親みたいな、構造上圧倒的に不利な場合、また命の危険があると感じた場合はすぐに逃げることです。
その場合の「逃げ」は、間近いなく前に出る行動です。
そういう場合、多くの人は恐怖などで思考停止させられ身動きが取れない状態になりがちですから。
逃げるべき時は、会社からでも、親の元からでも、夫婦からでも迷わず逃げたら良いのです。
後のことはどうとでもなります。
というか、自分が死ぬよりマシです。

でも、基本は足を踏ん張り踏みとどまり、前を向いてむしろトラブルに向かっていく、この姿勢が結局は自らを助けるはずです!

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